ミーソン遺跡にあの戦争の名残が

ベトナム

ミーソン遺跡のツアーの出発時間は何と朝5時半、何故早いかというと、この時期乾季で気温が37、38度位になり内陸の遺跡なので暑いからだという。8世紀から13世紀ぐらいの遺跡なので、アンコールワットより古い。ただ、リンガなどの建造物は共通点があり、とても興味深かった。ただ残念だったのは、所々にクレーターみたいな穴があり、砲弾が落とされた名残りだと言う。ベトナム戦争のとき、ベトコンは都市に住んでいると一般の住民が巻き込まれるので敢えてこうした遺跡に立てこもってゲリラ戦を行った。そのためこの遺跡はかなり米軍によって破壊された。こんな所にも戦争の傷後があったのだ。


ミーソン遺跡は森の中に現れる   米軍の空爆でかなり破損された

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